カードローンの金利比較

カードローンには「最高金利」と「最低金利」というものが决められていて、その範囲内で適用される約定金利が定められます。

約定金利とは、カードローン会社と申込者の間で決められる金利のことです。

たとえば、以下の表のようにプロミスの金利は年4.5％～17.8％なので、最高金利は17.8％で最低金利は4.5％になります。

以下の表は各カードローン会社の最高金利が低い順で並べてあります。

利率と借入限度額は連動していて、500万円や800万円借入限度額が高くなっていくと金利は最低金利に近づいていって、30万円や10万円と限度額が低くなると最高金利が適用されやすくなります。

初めてカードローンを利用する人は、借入実績がまだなくて信用度も低いため借入限度額が少額になりやすいです。

そのため、初めてカードローンに申し込む人や低金利でお金を借りたい人は最高金利を比較して借入先をきめるといいでしょう。

最高金利が最も低いのはみずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローンには「エグゼクティブプラン」と「コンフォートプラン」の2種類の借入プランがあります。

それぞれ約定利率が異なり、エグゼクティブプランは年3.0％～7.0％で、コンフォートプランは年3.5％～14.0％です。

もし、みずほ銀行カードローンのエグゼクティブプランを適用された場合は、最高金利が7.0％になるので最高金利は最も低いと言えるでしょう。

しかし、申込者自身がエグゼクティブプランを選ぶことはできず、みずほ銀行カードローンの保証会社オリエントコーポレーションの審査によって、借入プランは判断されます。

最低金利が最も低いのは楽天銀行スーパーローン

最低金利が最も低いのは、楽天銀行スーパーローンです。

楽天銀行スーパーローンの最低金利は1.9％で、年3.0％が多い他社のカードローンと比較すると大きな差があります。

しかし、最低金利は借入限度額いっぱいまで借りる人にしか適用されません。

つまり、楽天銀行スーパーローンの場合は、最高限度額の800万円近く借り入れする人にのみ最低金利（1.9％）が適用されます。

最高限度額が適用されるには、高い収入と借入実績が必要になるので、低収入の人やまだお金を借りたことがない人が最低金利で借り入れをするのはかなり難しいでしょう。

カードローンによっては金利を下げることができる

たとえ金利が高くても、カードローン会社によっては通常より金利を下げられるサービスもあるため、そうしたサービスを利用することも低金利でお金を借りるためのコツです。

たとえば、みずほ銀行カードローンや三井住友銀行 カードローンは住宅ローンを利用していれば、金利を下げることができます。

みずほ銀行カードローンは通常より0.5％引き下げられて、三井住友銀行 カードローンは1.0％引き下げられます。

また、アコムやプロミス、アイフルが提供している無利息期間のあるカードローンを利用するのも金利を抑える一つの手です。

無利息期間とは、一定の期間中は限度額（極度額）内であればいくら借りても利息が一切かからないサービスです。

アコムやプロミス、アイフルは銀行カードローンよりも金利は高めに設定されていますが、こうした無利息期間を使うことで、銀行カードローンよりもトータルの利息負担を抑えることができます。

しかも、金利ゼロサービスは初めて利用する方だけ適用されるので、まだアコムやプロミス、アイフルでお金を借りたことがない人にはぜひおすすめです。

金利が低いカードローンというと、りそな銀行やみずほ銀行、楽天銀行などの銀行カードローンばかりです。

しかし、こうした銀行カードローンは利率が抑えられる反面、審査が厳しいという特徴があります。

ひとまずお金を借りたいという方は、金利だけで借入先を選ぶのではなくて、審査が甘いカードローンなどへ申し込みをすると良いでしょう。