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知っておきたいカードローンのデメリット

カードローンはどこでも、すぐにお金を借りることができて、利便性・即日性の高い商品です。

しかし、どんな製品やサービスでも長所の反対に短所があるように、カードローンにも欠点があります。

「金利が安い!」や「審査の通りやすい!」などの、売り文句だけを見てどのカードローンを利用するか選んでいませんか?

マイナス面を理解していないと、返済期間が延びたり、借金依存症や自己破産などに陥ってしまうかもしれません。

今回は、カードローンのデメリットを4つご紹介します。

1. 返済期間が長期になりやすい

カードローンの利用者が陥りやすいデメリットの1つが、利用限度額いっぱいまで借入れ、なかなか借金が完済できず返済期間が長くなってしまうという点です。

カードローンは、利用枠内であれば専用のカードで何度でもお金を引き出すことができます。

この「引き出す」という行動が、キャッシュカードで自分の口座からお金を引き出す行為と似ているので、利用者はまるで自分の預金通帳から出金しているように錯覚してしまいます。

そのため、いつの間にか借入金額が積み重なり、限度額いっぱいまで利用している人が多いのです。

いくら利用枠内だとしても、膨れ上がった借金の返済は苦しいものです。

ついには資金不足で返せなくなり、貸し倒れや自己破産などのリスクにつながっていきます。

カードローンを利用するときは、「このお金は借りているものだ」ということを常に意識して、計画的に返済していきましょう。

2. 高額融資に向いていない

カードローンで借りたお金には利用条件がなく、自由に使用できるのは大きなメリットです

しかし、利用条件がない分、教育ローンや自動車ローンなどの目的別ローンに比べると金利は高めに設定されています。

そのため、借入金額が高い大口融資などになると、利息も高額になっていきます。

利息額が高いと毎月の返済を圧迫し、なかなか元金が減らず完済までの期間が長引いたり、最終的に支払いができない状況に陥るリスクも高いのです。

また、初めてカードローンを利用する人は、個人信用情報がまだ少ないため、高額融資をしてもらえる可能性が低いです。

もし、お金の使い道がはっきりと決まっているなら、それに適したローンを利用しましょう。

3. 収入によって利用可能額が左右されやすい

消費者金融のカードローンは、総量規制により借入限度額は年収の3分の1までと決められています。

そのため、年収が低いと借りられる金額も少なくなるというデメリットがあるのです。

審査条件は厳しくなりますが、総量規制の融資上限額に左右されず借入れを行うには、銀行カードローンを利用してください。

銀行カードローンであれば収入額に関係なく、借入れを行うことができます。

4. 個人信用情報が重要になる

カードローンは無担保・無保証人でお金を借りられることが1つのメリットです。

そのため、住宅を担保する住宅ローンなどに比べると無担保の貸金業者はリスクが高いので、個人の信用度をより重視して貸付けを行っています。

つまり、少しでも個人信用情報に問題があると返済能力が乏しいと判断され、審査に通過しにくいというデメリットにもなるのです。

もし、過去に滞納や代位弁済、自己破産などをされており、ブラックリストに入っていると審査通過率はかなり低くなります。

延滞や代位弁済、債務整理、強制解約などの情報は、個人信用情報に一生残り続けるのではなく3年~10年経過すれば削除されます。

また個人信用情報には、カードローンの利用履歴や収入など様々な情報が記載されています。

カードローンを初めて利用する方で悪い情報がなくても、返済能力などの信用情報がまだ少ないので、借入限度額が通常より低く設定されることもあるのです。

カードローンには、たくさんのメリットがありますが、反対にデメリットにもなることに注意して利用しましょう。

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