カードローン審査の年齢制限・上限

カードローンを利用したいときに、高齢の方は年齢制限があるのか気になると思います。

こちらではカードローンの審査と年齢がどのように関わってくるのかについて、詳しく解説します。

特に60歳以上の年齢の高い方、そして、年齢が20歳未満の若い方は必見のテーマになります。

申し込める年齢については貸付条件に記載されている

各カードローンのホームページをチェックしますと貸付条件にお申込みいただける方の年齢が掲載されています。

以下に、カードローン貸し付け年齢の実例を紹介します。

大手のカードローンのものになりますが、基本的に上記のいずれかの年齢制限を設けています。

ちなみに未成年でカードローンを利用する時と、70歳以上の方が利用する場合では借りる方法もコツも違います。

未成年者か70歳以上のどちらかに当てはまる方は、下記をご覧なり適切な方法で借入を行いましょう。

高齢者がカードローンを利用するときの注意点

消費者金融は年金以外に収入を持っていないと借り入れは難しい

消費者金融系のカードローンは、年金を収入と見なさない業者が多いです。もし、収入源が年金しかない場合、収入がゼロとなり借入資格がありません。

消費者金融では、総量規制というものが決められており、年収の3分の1以上の金額を貸し出すことができません。

収入がないということは、貸せる金額もゼロとなるので年金受給者が審査基準を満たすことは難しいのです。

銀行カードローンは年金収入だけでも借り入れできる

数は少ないですが、銀行カードローンの「みずほ銀行カードローン」だけは「年金の受給のみの方でもお申込みいただけます。」となっています。

収入が年金のみの方は、いづれかを選択されるといいでしょう。

自身の保有する不動産を担保に借り入れができるプランを利用する

年金収入だけでは、借り入れの出来るカードローンが限られてきます。

さらに、そうしたカードローンは審査基準の厳しい銀行がほとんどのため、審査が通らない方もいらっしゃいます。

そんな方のために、自身の持ち家などの不動産を担保として借り入れのできるローンがあります。

こちらのローンは、リバースモーゲージと呼ばれ、東京スター銀行や三井住友銀行などが扱っている商品です。

リバースモーゲージの特徴は、借入期間中はお金を銀行に払う必要がないところです。

担保にする持ち家の売却予定価格まで、お金を借りることができ、契約者が亡くなると家が売却され、そのお金で借入総額を支払います。

70歳以上だと借りられるカードローンが限られてくる

カードローンを活用する際に、「返済能力があるか」という審査基準があります。

この基準は過去の返済歴や現在の収入額などを見て判断いたします。

年齢が高くなっていくにつれ、働けなくなり返済能力が乏しくなると判断されるため、高齢者の方ほど借り入れが難しいのが現状です。

しかし、「何歳までなら働いて安定した収入を得ることができるか」という判断基準は、ローン会社によって異なります。

多くの場合、年金が支給される60歳を基準としますが、銀行によっては80歳まで借り入れが可能なところもあります。

全国で借りることができる大手カードローンは62歳から70歳までの間で上限としていますが、荘内銀行や広島銀行などの地方銀行は、70歳以上でも借り入れが可能です。

もし、70歳以上の方であれば一度、地方銀行のカードローンの検討をお勧めいたします。

大手のカードローンは未成年にお金を貸すことはない

実は未成年が業者からお金を借りた場合、「保護者の同意がない契約は途中で支払いを放棄できる」と法律で決まっているのです（民法第5条第1項）。

なので、途中で支払いを止められると、カードローンは利益を出すどころか大きな損害を出し、貸し倒れとなります。

貸し倒れを防ぐために、ほとんどの銀行や消費者金融はお金を貸せる年齢を、20歳以上としているのです。

未成年者は保護者の同意書が絶対条件である

たしかに、18歳と19歳の借り入れを認めているカードローンは、ほんのごく一部に存在しています。

しかし、そんなサービスでも、未成年にスムーズにお金を貸すことはありません。

働いていて安定した収入があっても、未成年というだけで審査を通過するのは本当に難しいです。

また、サービスを提供している会社は貸し倒れを防ぐために、必ず保護者の同意を求めてきます。

親御さんを説得するのも大変なことだと思うので、カードローンを利用するぐらいなら、親御さん自身に借金をする方がお勧めです。